6年ふるさと学習~上市町の地層や歴史に思いをはせよう!~

6月20日(火)に、6年ふるさと学習を宮川小学校と一緒に行いました。
午前中は、本校で立山黒部ジオパーク協会の専門員の方から上市町の地層について、パワーポイントを用いて話を聞きました。上市町は昔、海の中にあり、大きな力によってりゅうきしたこと、その証拠として上市町の地層から貝の化石が見つかり、実際にその化石を見たり、手にしたりしました。また、いろいろな場所から採取した土をペットボトルに入れ、そこに水を流し込んで地層づくりをしました。座学の後、水のはたらきでできた稲村の地層見学をしました。全国的にも珍しいクラップが入っており、秋田大学が調査に入った地層です。子供たちは 興味津々で観察をしていました。

【座学での地層学習】

【稲村の地層学習】

【カモシカも学習に来ました】

白萩西部小学校で昼食を食べた後、午後からは下田村へ歴史学習に行きました。

今年度から6年ふるさと学習に加わった下田村は、富山県で金がとれる3つの鉱山の一つです。天正2年(1574年)に下田で金が発見され、最盛期には千人を超える鉱山夫が集まり賑わった地区であり、加賀藩直轄の金山として栄え、藩の財政を支えてきた場所です。(立山黒部ジオパークHP 剱いおりの郷より一部引用)
現在は、誰も住んではいませんが、金がとれた当時の坑道内や道具などを見学しました。子供たちは、上市町で金が取れていたことに驚いていました。

【下田村に行くにはつり橋を渡ります】        【下田村の説明を聞きました】

 

【金山の坑道内を見学しました】

【下田村の道具や施設を見学しました】

午前は「立山黒部ジオパーク協会」のみなさん、午後からは「下田ふるさとの会」のみなさんに、いろいろと教えていただきました。本当にありがとうございました。